-
-
"どんな植物?
オーストラリアの南東部や南西部と南に位置するタスマニア島に分布します。 ユーカリには700種類以上あるといわれていますが、その中でオーストラリアに自生しないものはわずか9種類ほどです。ほとんどがオーストラリアに自生すると言えるでしょう。
高さは70mを超えるものから、5メートルほどで枝分かれするものなど様々です。 ユーカリは原住民アボリジニによって湿布薬として利用され、傷口を癒すのに利用されました。ティ として使用されたこともあったようです。 イギリスからオーストラリアへの植民地開拓の第一団に乗船してきた医者は、受刑者や海兵隊や移住民 たちに治療としてユーカリのオイルを使用しました。 1778年、初めてヨーロッパにユーカリのオイルが上陸し「シドニーペパーミント」という名前で販売さ れました。 こうしてイギリスの植民地化によってユーカリが世界中に広がりました。
ラディアータ の学名「radiate」とはラテン語で「放射状に広がる」「1点から四方八方に広がる」という意味で、これは花の形からきています。 別名narrow leaved peppermint(細長いペパーミントの葉)とも呼ばれています。ラジアータ種はユーカリ特有のツーんとした香りの強さは無く、優しい香りが特徴です。そのため気管支などが弱い方にもオススメの精油です。
学名Eucalyptus radiata
科名 フトモモ科(Myrtaceae)
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 葉
原産地 オーストラリア
栽培方法 オーガニック認定(OFC)
芳香成分:1,8-シネオール67.52%、α-テルピネオール8.43%、リモネン6.12%
どんな香り??
ユーカリ特有のツーんとした香りの強さは無く、優しい香りが特徴です。
他の精油との相性は?
レモンティ−ツリー、ユーカリ、ベルガモット、サイプレス、シダ−ウッドなどとの相性がいいです。
おすすめ気管支トラブルブレンド:ユーカリラディアータ2滴、ペパーミント2滴、ベルガモット1滴
こんな使い方もありますよ!
痰を切り、鼻水や鼻づまりを解消する作用があり、風やインフルエンザ、花粉症など、鼻やのどのトラブルに役に立ちます。作用が穏やかなので、使用方法を注意の上、子供や高齢者にも使用可能です。脂性肌のケアに用いられています。抗炎症作用があるので膿を持つようなニキビのケアなどにオススメです。シャンプーに加えるとフケの予防にもなり、また余分な脂を落として頭皮を刺激するので、育毛にも役立ちます。
精油を扱う際のご注意(すべての精油に関して共通のお願い)
・ 精油は植物のパワーが凝縮された液体です。常に安全な使い方を心がけてください。
・ ごく一部の精油を除き、原液のまま直後肌にはつけないでください。
・ あやまって肌につけたときほすぐに大量の水で洗い流してください。
・ 使用後はしっかりとふたをを閉め、お子さまの手の届かない冷暗所に保管してください。
・ 直射日光、高温、多湿、火気はさけてください。
・ 柑橘系など一部の精油には「光感作」という作用があり、皮膚に塗ってすぐに直射日光にあたるとシミの原因になることがあります。
・ 妊娠中には使用を控えるべき精油もございますので、十分ご確認の上、ご購入ください。"