ラズベリーリーフは女性にやさしいハーブです。生理痛やPMS(月経前症候群)を緩和したり、出産の準備を整えたり出産後の母乳の出をよくしたりしてくれます。ヨーロッパでは古くから、女性の出産の際に子宮の緊張を和らげてくれる働きをすることから「安産のお茶」として使われてきました。「マタニティハーブ」や「ウーマンズハーブ」ともいわれています。

学名:Rubus idaeus
原産国:アルバニア
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます
使用部位:葉部
ラズベリーリーフは女性のためのハーブの代表。ヨーロッパでは出産を控えた妊婦さんへの贈り物によく用いられるハーブです。
カフェインやフィトステロールの成分が含まれていないので妊婦さんにとって安全に飲めるハーブの1つです。
ラズベリーリーフの成分フラグリンが、子宮筋の収縮を調整するといわれています。
生理痛やPMS(月経前症候群:生理前の頭痛、下痢、便秘、むくみ、冷え、不安などの症状)の痛みを緩和したり、子宮の収縮を調整して安産になるといわれています。出産後は母乳の出をよくしてくれます。まさに「女性のための」がぴったりのハーブです。
使用部位は葉の部分ですが、別名「ヨーロッパキイチゴ」といわれ、赤い実はフランボワーズ(ラズベリー)という名前で広く知られています。ケーキやジャムなどで使用されています。
*参考図書
「グリーンファーマシー James A Duke著」
「メディカルハーブ安全性ハンドブック アメリカハーブ製品協会編集」
「メディカルハーブの辞典 林真一郎編集」
「ハーブの安全性ガイド Chris D. Meletis著」
「薬用ハーブの機能研究 CMPジャパン(株)編集」
どんな味??
癖がなく飲みやすいハーブです。フランボワーズの甘い香りがほのかにします。やさしいという表現がぴったりの味です。少し濃い目にいれると日本茶(緑茶)のような味がします。
単独でもおいしいハーブですが、オススメはリラックス系のブレンドや美容系などのハーブなどがいいかも。カモミールやリンデンといったハーブがオススメ!
こんな使い方もありますよ!
ラズベリーは、つわりの不快感を押えるハーブとしても知られています。つわりがひどい時は、ラズベリーのお茶に一つまみ程度のジンジャーを加えたお茶もオススメです。また妊婦さんだけではなく、生理痛などの緩和にも使えるハーブです。レモンバームなどと組み合わせて飲んでみては?
下痢の時にもラズベリーティはオススメです。収斂作用で知られるエラグ酸のタンニンを多く含んでいますので、古くから自然の下痢止めとしても用いられてきました。個人差はありますが、試してみてはいかがでしょう?
ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※メディカルハーブは薬理作用がありますが、お薬ではありません。あくまでもあなたの健康維持と体調の不調を整える目的で御利用ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに1日の量を守って試してみてください。
※また妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方で御心配な方は、 かかりつけのお医者様もしくは当社まで
メールにてお問合せ下さい。
さらに詳しいハーブの情報・学術データは、こちらのハーブ&スパイスガイドで!