白石島は国立公園の中に存在する自然豊かな風待ち潮待ちの島

暖かい日差しの降り注ぐ瀬戸内の笠岡諸島にある白石島は、古くから風待ち潮待ちの島として多くの船が行き交いました。約300年前の江戸時代に、先人たちは干拓をして畑を作り、昭和の始めまでは半農半漁で豊かな循環型の生活が営まれていました。白砂青松、白い御影石がそそり立つ白石島は国立公園です。

少子高齢化が深刻とされる瀬戸内の島々。 しかしそこに生きている人たちは、豊かな文化と自然に囲まれ生き生きと暮らしています。 美しい風景を次世代に繋げていきたいと、数年前から耕す人の居なくなった畑の草を刈り、島に自生する桑の木からお茶を作り始めました。

白石島の桑の葉は自然のままの環境で自生している希少価値の桑の葉です。

白石島の各所に自生する桑。鳥が実を食べて種を運んだと思われています。島の雑木林の中に自然のままの形で自生の桑が育っています。

桑園整備に集まったボランティアの方々。
白石島の人たちによる桑園の枝切りや草刈り風景。
昔、桑園であったと考えられる場所です。桑は大木になっているが、一直線に整然と植わっています。

この自生の桑を接ぎ木をしながら少しずつ増やしていくのです。

新芽をふき出した桑古木
自生の桑の葉は接ぎ木をしながら増やしていきます。

根元から1mほどのところで切っておいた古木からたくさんの新芽が吹き出していきます。
 

白石島の桑の葉はすべて島の人たちの手作り。丹誠込めて自然乾燥します。

収穫された桑の葉を島のおじいちゃん、おばあちゃんたちが、みんなでひとつひとつ丁寧に仕分けしていきます。

真夏の太陽のもと、早朝から桑の葉を刈り、丁寧に洗い、乾燥させていきます。

仕分けされた桑の葉は、倉庫でそのまま自然の状態で乾燥します。



熱風で強制的に乾燥させる方法もありますが、成分が崩れやすいので、上質の茶葉はこのように自然乾燥が一番なのです。
クラウターハウスのマルベリーは、このように丹誠込めて自然乾燥したマルベリーだけを丹念に焙煎して、殺菌行程を経て、検査に合格したものだけが届けられるのです。

 


自然乾燥のマルベリーは成分もたくさん!



白石島で採れるマルベリーは自然乾燥にこだわっています。
自然乾燥は、手間ひまがかかります。しかしその分、成分が壊れるのを極力抑える事ができるんです。熱風で熱処理するとどうしてもクロロフィルなどの熱に弱い成分の損失が多くなってしまいます。その点、自然乾燥だと成分を壊す事無く、時間をかける事で、風と太陽の光がゆっくりと乾燥してくれるのです。
*左の写真は色の濃い方が白石島の桑の葉で薄い方は従来の当社で扱っていた熱風乾燥の桑の葉です。
それぞれの乾燥葉1gを取り、30mlの95%エチルアルコールに入れて、2時間ほど放置してみました。アルコールを取り出して、両者の色を比較しました。健全な葉緑素(クロロフィル)が残っていれば、アルコールの色はきれいなグリーンになるはずです。一目瞭然ですね。


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