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フェンネル

3121

540円(税込)


どんなハーブ?


フェンネルはセリ科ウイキョウ属の多年草で、アネトールを主成分とする独特の芳香とかすかな甘味が特徴です。ヨーロッパでは古くからハーブとして利用されており、日本にも平安時代に渡来しました。精油はリキュールの香料やマッサージオイルとして、花・茎・根茎は食材として利用されます。また、種子(成熟果実)は消化不良・腰痛・便秘・不眠などに効果があることで知られ、料理に使われるほか、ハーブティーにして飲まれています。


園芸種としては株元の葉柄基部が肥大して育つフローレンス・フェンネル、葉の香りが強いスイート・フェンネル、ブロンズ色の葉や茎を生かして食材よりもフラワーアレンジメントによく利用されるブロンズ・フェンネルの3つに大別されます。日本でよく見られるのはフローレンス・フェンネル。和名をイタリアウイキョウといい、実生や鉢植えの苗から栽培することができます。


和名は「ウイキョウ」で漢方薬として知られ、中国では感じで「茴香」と書きます。これは腐りかけた魚肉に混ぜるとよい香りが回復することから、「回香」と呼ばれたことに由来するそうです。


フェンネルは古代ギリシャやエジプト時代から料理や薬用として栽培されてきたハーブです。特にスイートフェンネルは古代エジプトでは、すでに栽培が行われていたといいます。
またローマ人にはとりわけ珍重されていました。詩人のワーズワースによれば「古代ローマの剣闘士は、荒々しい喧嘩好きが集まっており、彼らはフェンネルの効果を期待して食事にそれを混ぜていた。そして勝者は、フェンネルの花冠をつけていた」と言います。


香味料としては生葉もシーズも魚にあうハーブとして有名です。若い葉はサラダなどに使います。インド料理では食後にカラフルな色のシロップでコーティングした種が出ますが、口中をさわやかにしてくれます。


 


学名:Foeniculum vulgare
原産国:インド
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます
使用部位:種実部




どんな味??


甘くてスパイシーな香りがエスニックなイメージを起こさせる独特な香りです。
ちょっと香りに癖がありますが、人によってはこの香りはかなり病み付きになるかもしれません。それとこのお茶は飲むと口の中がサッパリするので、食後のお茶として飲むのに適しています。独特な甘い香りに特徴があるので、他のハーブに少量ブレンドするとよいでしょう。ちょっと気分をかえてスパイシーなハーブティーが楽しめます。


おすすめブレンド
香りに癖があるとはいえ強烈というほどではないので、少量であればどんなものとも組み合わせられると思います。効能を得るためにブレンドの中に加える、あるいは香りのブレンドの1種としてプラスするといった使い方でしょうか。ブレンドティーのアクセントに使うほうが飲みやすくなります。


またダンデライオンとの相性が良いことでも知られています。苦みの強いハーブなどに合わせると、フェンネルの香りが苦みを緩和してくれますよ。



こんな使い方もありますよ!
フェンネルのハーブティは、ダイエット以外に、咳を抑えるのに適していますし、お子様にも蜂蜜を混ぜてあげると飲みやすい咳止めになりますよ。


スパイスとしては、アニスに似た香りの葉は、魚料理によく合い「魚のハーブ」と呼ばれこともあります。その他、パン、アップルパイ、カレー…など、さまざまな料理にスパイスとして使われます。
このハーブを料理に使い始めた国はイタリアと言われ、パンを焼く窯にフェンネルを敷きつめ、風味をつけたりします。とりわけ相性の良いことが知られるのが魚料理で、魚の臭みを消す働きがあることから、いっしょに煮たり焼いたりします。 このハーブを料理に使い始めた国はイタリアと言われ、パンを焼く窯にフェンネルを敷きつめ、風味をつけたりして使えます。フェンネルの花はドライフラワーにも使われます。
茎葉は料理の風味づけに、葉や花はサラダやスープに浮かせて利用します。また、葉と種はバスハーブとして使用できます。フェンネルの葉は、その他にサラダやソース、スープ、ピクルス、ビネガーにも利用できます。



学術データ


古くから人々の生活に結びついていて、薬としても長い歴史があります。エジプト時代のパピルスにも、その薬効に関する記述が残っています。果実(シーズ)の精油成分はアネトールで、芳香性健胃、駆風、去痰薬、矯味、矯臭薬にされます。催乳の効果があるといわれています。
古代ギリシャでは、「痩せる」という意味のギリシャ語に由来して「マラスロン」と呼ばれ、ダイエットに効果があるハーブとして用いられました。中でも薬効にすぐれる種子は、利尿作用と発汗作用があり、肥満の原因になる皮下脂肪中の老廃物を排出して、体の中をすっきりさせます。食欲を抑える働きもあり、古代ローマの女性たちはダイエットの特効薬として愛用したそうです。フェンネルの薬効の中でも、特に注目されていたのが、ダイエット効果で、女性に人気のハーブティです。それは、利尿作用で体内の余分な水分を排出するとともに便秘を解消しておなかにたまったガスを出す働きがあるためです。


フェンネルのお茶は、スパイシーな香りの中に、やや甘みがあり、食欲を抑えることも、ダイエットに一役買っているのではないでしょうか。また、フェンネルには、ダンデライオンなどと同様、乳気に飲むと母乳の出をよくすることでも知られますが、子宮を刺激するといわれるので、妊娠中は避けた方がいいと思います。


またドイツでは、小児科病院でよく処方されているハーブでもあります。またフェンネルのエッセンシャル・オイルも強い薬効があり、はちみつと一緒にお湯に溶かしたりしたものは、咳止めの薬として使われています。


*参考図書
「グリーンファーマシー James A Duke著」
「メディカルハーブ安全性ハンドブック アメリカハーブ製品協会編集」
「メディカルハーブの辞典 林真一郎編集」
「ハーブの安全性ガイド Chris D. Meletis著」
「薬用ハーブの機能研究 CMPジャパン(株)編集」






ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*妊娠中は使用を避けてください
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※メディカルハーブは薬理作用がありますが、お薬ではありません。あくまでもあなたの健康維持と体調の不調を整える目的で御利用ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに1日の量を守って試してみてください。
※また妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方で御心配な方は、 かかりつけのお医者様もしくは当社まで メールにてお問合せ下さい。




さらに詳しいハーブの情報・学術データは、こちらのハーブ&スパイスガイドで!

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